東武鉄道の新型特急「リバティ」の出発式が21日、東京・浅草駅で行われた。

 午前6時10分から始まった式典には、同社・根津嘉澄社長らが出席。乗務員への花束贈呈やテープカットなどを行った。その後、午前6時30分発の1番列車が出発した。通常6両編成だが、3両ずつに併結、分割が可能。会津鉄道の会津田島駅まで直行できる。また、アーバンパークライン(大宮~運河間)の乗り入れも可能にした。「枝分かれする路線が多いわが社にとって、機動力や小回りを効かせることができる。沿線の魅力をPRしていきたい」と根津社長はあいさつしていた。