2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は25日、大会マスコットの最終決定方法について、全国全ての小学校の各学級に1票を与えて投票する方式を検討していることを発表した。年内に最終候補3、4作品を公開し、最多得票の作品を選ぶ。全国の国公私立で約2万校があるという。古宮正章副事務総長は「学年をまたがないよう、年度内に投票をやりたい」と語った。ただし、各学級に判断を一任することで投票操作など、トラブルの可能性が捨てきれないため「選考の最終責任はマスコット審査会が持つ」とした。最終的な応募要項の発表は5月中旬となる。