長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」(澤田秀雄社長=66)は、福岡市の「グッドラックスリー」と26日、都内で会見を行い、スマートフォン向けゲームアプリ「エアリアルレジェンズ」を初めて共同開発し、近日中に配信を予定していると発表した。

 ハウステンボスでは園内にある「花の王国」など6つの王国のうち、2014年(平26)から「ゲームの王国」を展開している。スマホは全世界で40億台。モバイルコンテンツを提供するだけでなく、場内でも関連イベントを開催することで、現実の園内とバーチャルを融合させる。

 ゲームは、魅力的なキャラクターを育ててパワーアップし、立ちはだかる敵を倒し、危機に陥った王国を救うというもの。100万ダウンロードされたら、園内で花火を打ち上げるなどの連動計画もある。

 「約3年前から取り組んでいた。内容的によく出来ている。今やスマホ、ゲーム、VRの時代。他がやっていないことをやって、来園効果を見込みたい」(澤田社長)。