東京都の小池百合子知事は7日、東京体育館(渋谷区)で行われた都民体育大会・都障害者スポーツ大会の合同開会式に出席した。

 参加者といっしょにラジオ体操で身体をほぐした後、2020年東京五輪・パラリンピックで正式種目となったパラバドミントンの豊田まみ子と、「中学生以来」というバドミントンに挑戦。13年世界選手権で優勝した豊田を相手に、ラリー3本勝負に臨んだが、ポイントを得ることはできなかった。終了後、「スマッシュも決めようかなと思ったが、相手は世界チャンピオンですから…」と苦笑いしていた。

 小池氏は、都知事となった後の体力づくりについて、「特に何もしていない。できるだけ身体は動かすようにはしたいと思いますが、ほかの運動で忙しいので」と、述べた。大型連休中は、投開票まで2カ月を切った東京都議選の応援で公明党の街頭演説に参加するなど、「選挙運動」に追われた。それに加えて、「今後の対策や見直し、書類整理などに時間をあてた。自分の時間もつくることができた」という。

 今年で6度目となる合同開会式について、「障害のある方もない方も、ともに身体を動かして健康を求める輪をつくっていくことが、大きな意義だ」と述べた。