鳩山由紀夫元首相(70)が21日、ツイッターを更新し、小池百合子都知事(64)が築地市場の豊洲市場移転問題について、豊洲に市場を移転した後、5年後をめどに築地を市場機能を持つ場として再開発し、豊洲は総合物流拠点で活用すると方針を示した件について「大山鳴動して鼠一匹」と批判した。

 「築地市場の移転問題は豊洲への移転で決まったようです。大山鳴動して鼠一匹でした。私は除染の専門家から豊洲の土壌はけっして安心、安全にならないと聞いています。水を大量に使う魚介類の市場には最も不適切な土地です。そこが議論のスタートだった筈でしたが、利権構造にメスは入りませんでした」(原文のまま)

 鳩山元首相は、16年7月31日に小池知事が都知事選に当選して以降、同知事についてはツイッターで言及していなかった。

 知事選についても、立候補したミュージシャンの三宅洋平について「演説は口ではなく心が話しています。素晴らしい。日本を戦争のできる普通の国にしてはいけません。戦争のできない未来の国にしようではありませんか。応援します」とツイートしたのみだった。