15日のJ1浦和レッズとドルトムントとの親善試合について「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」などとツイッターで批判した上西小百合衆院議員(34)が17日、ツイッターを更新し「政治や経済は自分の利益を重視するけれど、スポーツや文化はある意味それを超える最大の武器。ただ私は収束させる気はなく近々浦和に行く」と予告した。

 上西氏は浦和のみならず、サポーターに対しても「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」などと批判的なツイートをして、インターネット上で炎上していた。

 上西氏の秘書を務める、笹原雄一氏も同日、ツイッターで「明日、浦和の事務所に連絡する。内容は埼玉スタジアムに観戦に行く。チケットはこちらで用意する。SPはいらない。万一の事があってもレッズには何も求めない。上西小百合に対しレッズサポーターを名乗る人間から複数殺害予告が事務所にきている以上、政務公務に支障をきたすのでハッキリさせに行く」と、上西氏に殺害予告があったことを明らかにし、浦和の事務所に行くと予告した。

 上西氏に対し、現役Jリーガーもツイッターでサッカーへの理解を求めた。FC東京MF石川直宏(36)は「はじめまして。Jリーグを観て育ち、Jリーグで心身ともに成長してこれた立場として申します。自分の想いだけでなく、人生乗っけてくれる皆の想いを胸にピッチで戦える事がこの上なく幸せだと感じる選手がいることもご理解下さい。そんな雰囲気も是非味スタで感じて欲しいな。お待ちしています」(コメントは原文のまま)と呼び掛けた。