立憲民主党の長妻昭代表代行(57)は17日までに日刊スポーツの単独取材に応じ、選挙後、参院に残る民進勢と合流し、民進党が復活するとの臆測について「絶対にない」と否定した。「立憲民主党としてやっていく」とした上で「入党希望者は拒まない」と述べた。希望に合流した民進勢が選挙後、何らかの理由で希望を離れたとしても「行ったり来たりは良くない」とし、合流組の立憲入党は難しいとの考えを示した。

 希望合流の判断を下した前原氏について「良かれと思って行動したと思う」と語った。「初めから小池氏の意図を知っていたのでは」との質問には「それはないのでは。そういう人ではない」とかばった。

 国民の支持を伸ばしている立憲。「中道リベラルがぽっかりと抜け、中道支持層の投票先がなくなった。無所属でバラバラに出たら、後に歴史を振り返った時に絶対に良くないと思った」。枝野幸男代表と新党結成に踏み切った。「これまでの野党は批判ばかりだった」と認め、立憲は主義・政策で戦うと誓った。