衆院選の投開票が明日22日行われる。

<衆院選投票アラカルト>

 ◆小選挙区 候補者名を所定投票用紙に正確に記載するのが原則。白票はもちろん2人以上の名前を書くと無効。「エダノン」など愛称を記入した場合、各開票所の開票管理者が立会人の意見を聞いて判断する。公選法は67条で「選挙人の意思が明白であれば、有効とするようにしなければならない」とし、68条で「何人(なんぴと)を記載したか確認し難いもの」は無効としている。「エダノン」はどれだけ定着しているかで判断が分かれそうだ。

 ◆比例代表 政党の名称、略称を所定投票用紙に自ら記入するのが原則。参院選の比例代表と違って個人名は無効になる。安倍首相は重複立候補していないが、「安倍晋三」と代表者名を書いても無効。代表名+略称の「安倍自民」は認められる。

 ◆政党略称 総務省は都道府県選管に有効か無効か判断するための参考例を通知した。立憲民主党は「立」「立憲」「立民」、希望の党は「希」「希望」は有効。「民主」と書いた場合、自民党にも社民党にも民主が含まれているため、各開票所の判断になる。「民進」は無効。