鳩山由紀夫元首相(70)が、衆院選の選挙戦最終日の21日午後、ツイッターで「安倍首相を信任することになれば、間違いなく森友加計疑惑は闇と消え」などと、安倍晋三首相(63)を痛烈に批判した。

 「誰もが安倍首相のためだけの大義なき選挙と思っている選挙がいよいよ明日投票日となる。もし安倍首相を信任することになれば、間違いなく森友加計疑惑は闇と消え、憲法改正がなされ、トランプ大統領への追随が極まり、高い武器を買わされ、自衛隊は戦地に赴くだろう。そんな国を望んでいるのだろうか」

 鳩山氏は8日のツイートでイランを訪問したことを明かし、14日のツイートでは、目的が欧米6カ国とイランが15年に結んだイラン核合意を、トランプ米大統領が破棄すると宣言したことに対し「挑発に乗らないでと伝えるためだった」と明かした。同氏はその中でも「トランプ大統領がイランとの核合意は最悪の合意だとして新たな制裁や将来の合意の破棄を演説した。予想されたことだ。(中略)これに対して英独仏は懸念を表明した。だが、日本の安倍首相は沈黙したままだ。なぜトランプ大統領に物も言えないのか」(コメントは原文のまま)と安倍首相の批判を続けた。