若手弁護士とのダブル不倫疑惑で民進党を離党し、無所属で衆院選愛知7区から出馬した山尾志桜里氏(43)が22日夜、当選を確実にした。

 山尾氏は当選確実の一報を受け、報道各社の取材に応じ、ダブル不倫疑惑について「必要な説明をさせていただいた上で、公私のラインを引かせていただく」と説明した。

 山尾氏は民進党時代から、軽減税率を伴う消費税増税に反対してきた。また憲法9条に関して、Youtubeの「山尾しおりチャンネル」で12日に公開した動画で「もし自衛隊をきちんと憲法に位置付けるなら、まず自衛隊が、いつ、どこまで行って、何が出来るのかをしっかり書き込む、歯止めの9条を議論すべき」などと主張していた。

 会見でも「消費増税、9条については明確に示させていただいた」とした上で「そうした姿勢を含めて、一定の信託を受けたと考える」と胸を張った。