埼玉県警捜査1課は27日、元秘書の男性に対する暴言暴行疑惑で自民党を離党した豊田真由子元衆院議員(43)について、傷害と暴行の疑いで書類送検した。

 週刊新潮6月22日号の報道では、豊田元議員は5月、当時政策秘書だった50代男性が運転する車内で、男性の頭を殴るなどの暴行を加え、負傷させたとしている。また、「このハゲ~」「死ねば」などと暴言も吐いたとされ、同誌では男性が録音したとする車内でのやりとりも掲載された。

 豊田元議員は9月18日の会見で「顔が腫れ上がるほど大けがをさせるほど殴った事実はない」としていた。

 豊田氏は9月の会見後はおわび行脚を続け、衆院選では埼玉4区から無所属で出馬。落選した。