全国の自治体、企業キャラクター1158体の頂点を決める「ゆるキャラグランプリ2017」の結果発表が19日、三重・桑名市で行われ、千葉・成田市の「うなりくん」が80万5328票で、ご当地部門681体の頂点に立った。

<歴代Vキャラクター>

 ▼2010年 「ゆるキャラまつりin彦根」(滋賀県彦根市)で選考がスタートし、169キャラクターが参加。携帯投票の総得票数は24万72票で、滋賀県観光大使「タボくん」(2万6421票)が優勝した。記名の総得票数は1745票で、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」(356票)が制した。

 ▼11年 「ゆるキャラさみっとin羽生」(埼玉県羽生市)で発表され、349キャラクターが参加。インターネット投票に一本化され、総得票数は約333万票。熊本県PRキャラ「くまモン」(28万7315票)が優勝。

 ▼12年 不正防止のためID登録制となり、前年と同じ羽生市のイベントで発表。865キャラクターが参加し、総得票数659万177票。愛媛県今治市の「バリィさん」(54万7284票)が勝った。

 ▼13年 羽生市で発表。1580キャラクターが参加し、総得票数は1743万533票。ご当地部門と企業・その他部門に分かれ、ご当地部門の優勝は栃木県佐野市の「さのまる」(120万4255票)。

 ▼14年 愛知・中部国際空港の特設会場で発表。1699キャラクターが参加し、総得票数は約2267万票。ご当地部門は群馬県の「ぐんまちゃん」が100万2505票で1位。

 ▼15年 浜松市内で発表。1727キャラクターが参加し、インターネット投票総数は約5057万票。地元の「出世大名家康くん」が来場者による投票と合わせ、695万3461票を獲得し、優勝。

 ▼昨年 愛媛県松山市の城山公園で発表。1421キャラクターが参加。高知県須崎市の「しんじょう君」がインターネット投票と来場者投票で合わせて434万5960票を獲得し、優勝。