将棋の第59期王位戦予選、藤井聡太四段(15)対北浜健介八段(41)戦が24日、関西将棋会館で行われた。通算51勝目(未放映のテレビ対局を除く)を目指す藤井は、午前9時45分ごろに会場入り。振り駒の結果、藤井が先手に決まった。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。両者の過去の対戦は藤井の1戦1勝。

 この日の対局は来夏の王位戦七番勝負の挑戦者を決める戦い。持ち時間は各4時間。昼食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。

 王位戦は予選トーナメントを勝ち抜くと、シード選手を含めた計12人が2組に分かれてリーグ戦を実施。各組の優勝者が挑戦者決定戦を行い、勝者が七番勝負へと進出する。