2日に行われた箱根駅伝往路で、走者の近くを走るアンパンマンの顔をした車が、中継画面で注目された。1区(大手町~鶴見中継所)や2区(鶴見~戸塚中継所)で中継画面に写った車は、人気アニメ「アンパンマン」の顔に似せたデコレーションが施された軽自動車で、車内にもアンパンマンの人形が見えた。

 ツイッターなどのSNS上では「アンパンマン号、気になった」「初笑いさせていただきました」「来年も待ってるぞ!」など、好意的な投稿が多かった。一方で「選手より目立っちゃダメ」「邪魔です」などの批判もあった。

 運転していた男性は日刊スポーツの取材に「ちゃかしたりするつもりも、悪意もまったくありませんでした」と説明。その上で「毎年、必死の走りがドラマを生む箱根駅伝の地元ファンの1人として、選手の皆さんに頑張ってほしいと思っています」と話した。