平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した高木菜那(25)、美帆姉妹の故郷・北海道幕別町の飯田晴義町長(62)が早速、地元で「金パレード」を実施する案を明かした。

 21日、同町内でのパブリックビューイング(PV)には、縁起を担いでゴールドのネクタイを着用して出席。金メダルが決定すると、姉妹の帯広南商時代の恩師、東出俊一さん(61)と抱き合い「最高です。すばらしい滑りだった。パレードも含め、町として最高の形で迎えられるよう準備したい」と話した。

 町長は私案として、高木姉妹の母校、幕別札内北小、札内中を経由し、PVを実施した同町百年ホールでゴールするというプランを練っている。「パレードの最後に、百年ホールで栄誉賞を授与できるような形にできれば」と、町民栄誉賞を与えることも明言した。セレモニーの名前については「金メダルを取ったので“勝利を祝う会”というものにしたい」と話した。