つきまとい行為への規制強化の一環として「みだりにうろつくこと」などを加えた東京都迷惑防止条例改正案が22日、都議会警察・消防委員会を賛成多数で通過した。

 都庁前では市民団体ら約200人が、改正案に反対するデモを行った。「迷惑防止と言うならば、小池百合子は都知事を辞めろ」などと声を上げた。参加した宇都宮健児・元日弁連会長は「小池さんは、安倍政権の特定秘密保護法、共謀罪と同じようなことをやろうとしている。改正案は『都民ファースト』とまったく逆行している」と批判した。