自民党は26日夜、政治に関心がある女性を対象にした「女性未来塾」を開講した。

 約100人を前に小泉進次郎筆頭副幹事長が講演。会合後「女性の観点がない合意形成は怖い。女性の率直な意見には、男性も気付かないことが多く、女性が活躍した方が男性もパフォーマンスが上がる」と述べた。「政治家を目指す独身の方に『まずは結婚して考えたら、と言われる』と聞いた。(男性の)私も毎日言われるが、逆なら大変だ。そういう環境で悩んでいる方がいる。あらためて日本は変わらないといけない」と加えた。一方、大阪府知事時代に大相撲の土俵に上がれなかった経験を持つ太田房江女性局長は「最近霞が関、永田町では女性をめぐる問題が起きている。女性活躍社会をつくるために、自民党として前向きに考えたい」と訴えた。