「大迫半端ない!」の合言葉で、ブランド品の割引サービスも始まった。

 米高級皮革製品メーカー「コーチ」の専門オンラインストア「CCGL(コチガル)」(本社・大阪市)は21日午前、公式ツイッターで、合言葉記載を条件に全品20%オフのサービスを告知。備考欄に「大迫半端ない!」と書かれた注文が相次ぎ、夕方までに数十品が売れたという。元サッカー選手の大山輝晃店長(36)は「大迫選手のゴールに感動したし、言葉のインパクトがあった。割引でサッカーファンに還元したい」と話した。このサービスはロシアW杯閉幕まで。

 大山店長が同ストアを創設して、今年で10年目。これまでも数や記号の羅列を合言葉にして、割引サービスをしたことはあるが、日本語の文字を条件にしたのは初めて。「遊び心でやってみました。大阪では震度6弱の北部地震があったばかりですし、地元の皆さんを元気づけたいという気持ちもあります」と説明した。

 小学校から20代後半まで、GKとしてプレーした。「(19日の)コロンビア戦で、大迫選手がワントップで先発したので、期待していました。あのヘディングシュートはすごい。GKは絶対止められなかっただろうと、経験者として感じました」と振り返った。