史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段が18日、大阪市の関西将棋会館で指された第27期銀河戦予選で藤原直哉七段(53)を破り、本戦出場を決めた。

 今日19日に16歳の誕生日を迎える藤井が、15歳最後の対局を白星で飾った。通算成績は82勝15敗。銀河戦予選は持ち時間各25分の早指し棋戦。終盤の激戦を制した藤井は「序盤は少し失敗してペースを握られてしまった。その後、激しい戦いになってからは冷静に指すことができた」と65分間の快勝劇を振り返った。「16歳の1年間というのは、本当に強くなる上でも大切な1年だと思っています。また1つ上を目指して取り組んでいきたい」と話した。