鹿児島県の三反園訓知事が7月下旬のブラジル訪問中に行われた県人会主催の懇親会で、旅程を管理していた旅行会社の女性添乗員を呼び捨てにして、大声で叱責(しっせき)していたことが分かり、三反園氏は7月31日、謝罪した。

 自身が会場を数分離れた間に県議会議長が閉会あいさつを始めていたことへの不満だったとみられる。「何でしめるの」と怒鳴ったといい、後に謝罪したという。出席者によると、この時、議長の閉会のあいさつは止まった。三反園氏は「思慮が足りなかった。県人会の方々へのあいさつ回りが済んでおらず、驚いてつい大声を出した」と釈明した。