自民党の石破茂元幹事長は20日昼、総裁選投開票を前に、支持者の集会を開き、全員でカツカレーを食べた。集会には「圧力問題」が浮上した斎藤健農相を含め、支持する議員が出席した。石破氏は「この戦いは、一切の私利私欲を捨てて、日本国のために自民党いかにあるべきか、党員、国民に訴える戦いであったと思っている」とあいさつし、支えてくれた同志をねぎらった。

まだ、結果は分かっていないが、石破氏は「自民党は闊達(かったつ)な議論のある党でなくてはなりません。私利私欲ではなく国家のために自民党のために、次の時代のために、政治家は己を捨てて国民の声に忠実であらねばならない」と訴えた。

海自のさまざまな艦船のカレーを研究するなど、カレー好きで知られる石破氏。カツカレーを食べる際には笑顔もみられた。