東京都の小池百合子知事は23日、佐喜真淳氏(54)の応援で沖縄県浦添市で街頭演説した。22日には夫人とともに那覇市を回った。

小池氏は昨年、自民党を正式に離党。都議会自民党と対立し、17年衆院選では「希望の党」として自民党と戦った経緯もある。都議会開会中の他県での選挙応援も異例だが、小池氏は、二階敏博幹事長に依頼されたと述べた。演説では沖縄担当相時代に観光振興に取り組んだ経験に触れ、「東京が沖縄を勧め、沖縄が北海道を勧め、自然つながりでお互いが共存共栄を果たす。そんなアイデアを佐喜真さんと実現したい」「県民ファーストの政治を」と呼びかけた。