自著名や自身の写真、名前を大きく記した複数の看板を設置し、公選法抵触ではないかと問題になっている片山さつき地方創生担当相は15日の参院内閣委員会で、看板の設置費用に関して「すべて民間企業で(出し)、政治資金は一切使われていない」とあらためて訴えた。

16年1月にさいたま市に設置された看板に関連し、15年12月末に看板代として政治資金収支報告書に約135万円の計上があると指摘を受け、「(さいたまの看板代として)時期的に合うのではないか」と追及されたが、「その断定は我々の名誉を傷つける。政治活動費は一銭も支出していないとこの場で言明できる」と、主張した。