2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、都内で聖火リレー検討委員会を開き、今年3月に五輪聖火リレーの1年前イベントを行うことを決めた。

五輪聖火は20年3月12日にギリシャのオリンピアで採火され、日本国内のリレーは同26日に福島県をスタートする。イベントの日時など詳細は未定だが、聖火リレーの実施をアピールし、全国的に五輪ムードを盛り上げるのが狙い。

この日の会合では、聖火リレーのPR活動について話し合われ「全コースの記録映像を残す」「SNSを使って積極的に発信する」などの意見が出た。121日かけて聖火が巡る47都道府県には、すでに日程を通知。組織委には各都道府県からルート案が集まってきている。国際オリンピック委員会(IOC)との調整を経て今夏までに全ルートを決定。その後、ランナーの公募が始まる。