東京都の小池百合子都知事が21日、東京・両国国技館の日本相撲協会を訪れ、同協会の八角理事長(元横綱北勝海)らと会談した。

来夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの期間中に、隣接する江戸東京博物館で同協会が保有する錦絵や化粧まわし、横綱の綱などを展示して、世界に日本文化を発信することへの協力を要請。八角理事長からは「相撲協会としても大変ありがたいお話です」と、全面協力の約束を取り付けた。小池知事は「国技館と博物館でそろって世界に対して発信できるんじゃないかと思っております」と話していた。