テレビコメンテーターとしても活躍する国際政治学者の三浦瑠麗氏(38)が、韓国海軍のレーダー照射問題をめぐり、制裁として韓国人の「ビザなし渡航」を制限すべきだとする意見があがっていることを受け、「日本が自身の首を絞めるもいい所の意見」と警告した。

三浦氏は22日、ツイッターでレーダー照射問題により日韓関係が悪化している現状に触れ、「韓国からの観光客にビザなし渡航を認めないなどの意見があるようですが、これは日本が自身の首を絞めるもいい所の意見です」と私見を述べた。

日本は一般旅券を所持する韓国人についてビザなしの入国を認めているが、この査証免除措置を制限することについて三浦氏は「韓国国内に知日、親日を育てるには経済的利益と観光、留学しかないのですから、日本を好きな人を締め出して何の得があるのでしょうか」と疑問を呈し、「政府と国民は分けましょう」と、政治問題とは切り離すべきだとの考えを示した。