映画「翔んで埼玉」の興行収入が20億円を突破し、住みたい街ランキング4位に大宮がランクイン。保釈されたカルロス・ゴーン被告が変装して乗り込んだ軽ワゴンが春日部ナンバーなど、なぜか埼玉県が激アツだ。「ダサイタマ」と言われ続けた同県に何が起きているのか。

◆風水師、Dr.コパさんの話 風水的に、時代が埼玉に向いているのは事実。埼玉は皇居、昔の江戸城から見て北と北西の方角にあり、その方角のキーワードは「過去」「古さ」「安心」「安定」。もともとあるものの良さを見直そう、懐かしもうというパワーがある方角です。元号が変わるという大きな変化の中で、変化を好まない安定志向の若者たちの暮らし方に合っている。安心安定というキーワードで見れば、神奈川、千葉より埼玉が一番だらーっと安定(笑い)。これからもっと伸びると思います。

逆に言えば、変化大好きのイケイケの時代には埼玉は合わない。イケイケの80年代に書かれた原作マンガが今になってブレークしたのも、風水的には納得です。最初に言った通り、方角的に「過去」にフィットするから、平成になってもどこか昭和っぽかったりする魅力があるわけ(笑い)。新しい元号になっても平成の良さを残す埼玉であるのが大事。最先端を行ってはダメです。ひとつ前の時代を豊かに暮らすのが、埼玉の運気を上げていくポイントです。