今年3月まで東京都議を務めた音喜多駿氏(35)が、今夏の参院選東京選挙区(改選6)に、日本維新の会から出馬する意向を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。3日にも会見し、正式に出馬表明する。

音喜多氏は17年6月に都議に再選され、2期目を務めていたが、3月末で途中で辞職。4月の東京都北区長選に、世代交代を掲げて出馬した。しかし5選を果たした現職の花川與惚太(よそうた)区長(84)に敗れ、落選した。

その後、政界関係者の間では、音喜多氏が維新から参院選に出馬するのではないかとの情報が、取りざたされていた。

参院選の東京選挙区は、主要政党だけでなく、複数の政治団体も候補者擁立を予定しており、全国随一の大激戦区。