11日の内閣改造では、閣僚19人中17人が交代し、小泉進次郎氏を含めて13人が初入閣となる。一方、高市早苗氏が総務相、自民党の加藤勝信総務会長が厚労相で再登板するほか、萩生田光一、河井克行、衛藤晟一の各氏ら首相に特に近い側近らが軒並み初入閣し、「お友達」重用が目立つ。

「入閣待機組」の竹本直一、田中和徳、北村誠吾、武田良太各氏も初入閣し、首相を支える派閥への配慮がなされる半面、首相と対立する石破茂氏が率いる石破派からの起用は、ついにゼロ。露骨な冷や飯人事となった。