参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)は両陣営が14日、舌戦を再開した。NHKから国民を守る党の立花孝志前参院議員(52)は東京・池袋駅前で異例の“越境演説”を行った。

JRや私鉄各社の路線が都内から埼玉県内へ乗り入れるターミナル駅で、連休最終日とあって大勢の聴衆が足を止めた。渡辺喜美参院議員、覆面レスラーで元岩手県議のザ・グレート・サスケ氏らが応援演説を行い、立花氏は「既得権益の人たちが今回の選挙で税金を無駄遣いした。既得権益をぶっ壊す!」と訴えた。

一方、上田清司前知事(71)は13日から街頭演説を再開した。この日はJR南越谷駅前に陣取って、立憲民主党の山川ゆりこ衆院議員が応援に駆けつけた。