「即位礼正殿の儀」に参列した安倍晋三首相(65)の昭恵夫人(57)の白色ひざ丈ドレス姿が、ネット上で話題になっている。ツイッターでも昭恵夫人の名前がトレンド上位に入った。

日本人女性参列者はロングドレス姿も一部いたものの、着物姿が多かった。その中で、昭恵夫人はひざ丈と比較的短めな丈のドレス姿で、座った際にひざが見えていたことから、注目が集まったとみられる。「座るとひざが!」「足が見えてる」と驚く声や「洋装にしてもあのスカート丈って…日本のトップの妻が皇室の儀式であれはない」との指摘も飛んだ。

内閣総理大臣決定として発表された「即位礼正殿の儀の細目について」では、女性参列者の服装について「ロングドレス、デイドレス、白襟紋付またはこれらに相当するもの」と決められている。外務省HPによると、国際儀礼における女性のデイドレスとは、「普通丈のスーツ、ワンピース、アンサンブル」などとしている。昭恵夫人のひざ丈ドレス姿について、一部では「ドレスコード違反なのでは」との指摘も上がったが、違反には当たらないとみられる。