第4次安倍再改造内閣で新たに入閣した15人が25日、9月の閣僚就任時の保有資産を公開した。

家族分を含めた総資産は小泉進次郎環境相が2億9001万円と最多だが、全額が妻でタレント滝川クリステルの名義。内訳は国債1億5000万円、公社債1399万円などの有価証券。閣僚の資産公開は配偶者も対象で、進次郎氏は「私と結婚したことで公開しないといけない。ルールだが申し訳ない。閣僚の任期が終われば、私も日本国債を買おうと思う」と会見で話した。

15人の総資産平均は5107万円。小泉氏は、首相や留任閣僚を含めても麻生太郎財務相に続く2番目の額だ。一方、辞任した菅原一秀氏は、借入金が9925万円と15人中最多。東京都練馬区に宅地計約300平方メートル(計1312万円)と貸家437平方メートル(1508万円)を所有し、預貯金や株式の報告はなく貸付金が1705万円あった。