任期満了に伴う神奈川・海老名市長選が10日、投開票されて無所属で現職の内野優氏(64)が、新人で無所属の氏家秀太(52=経営コンサルタント)、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志前参院議員(52)を退けて5選を果たした。

立花氏は「NHK受信料の集金人の戸別訪問を禁止する市条例の制定」などの異色公約を掲げたが10月の参院埼玉補選に続いての連敗となった。立花氏は10日夜になって海老名市内で会見し、「自分の弱さであり、これが実力と再認識した」と語った。一方で「年明けは京都市長選がいいかと考えている」とし、来年2月投開票の京都市長選への出馬についてもほのめかした。

同氏はこれまでに、今回の海老名市長選で落選した場合、17日告示の奈良・桜井市長選(24日投開票)、東京・小金井市長選(12月1日告示、8日投開票)などへの出馬の意向も示していた。