元大阪市長の橋下徹氏(50)が、参加人数や費用が年々増加していると指摘されている首相主催の「桜を見る会」について、「こんな会の予算は真っ先に切るべきだ」と私見を述べた。

橋下氏は11日、ツイッターを更新し、「桜を見る会。消費税も増税し、まだまだ予算の無駄を削る必要がある中、こんな会の予算は真っ先に切るべきだ。そのお金は他に回せばいい。こんな予算も削れずに、予算改革などできるわけがない」と持論を展開。「与野党含めて、こんな会を開き続けてきたことを反省し、来年から即中止すべきだ」とした。

また、前東京都知事の舛添要一氏はツイッターで「桜を見る会や園遊会や勲章は、権力が権威を利用する最も安上がりで、しかも効果的な手段である。特に天皇制日本では、権威と権力が分離しているだけに、なおさらである。恩恵にあずかった人々が、権力批判をするわけはない。政権交代が頻繁にあれば、その弊害もなくなる。今の野党は政権をとる努力が必要だ」と私見を述べた。