菅義偉官房長官は20日の衆院内閣委で、「桜を見る会」の各省庁の推薦者名簿に関し、廃棄されていないものは速やかに公表する方針を示した。

文科省や国交省、厚労省などで保存され「10年間保存」対象のケースもあるが、なぜか首相に関連する推薦名簿は「1年未満」の文書とされすでに破棄ずみといい、不自然さが残る。今年の招待者の内訳は、各省庁が推薦する功労者などは約6000人。首相以外で、副総理と官房長官、官房副長官の合計で推薦枠が約1000人、公明党関係者、元国会議員、報道関係者で約1000人。自民党関係者は6000人に及んだという。