深夜に住宅に忍び込み、就寝中の男性にわいせつな行為をしたなどとして、兵庫県警西宮署は23日までに準強制わいせつと住居侵入、窃盗などの疑いで、兵庫県弁護士会所属の弁護士児玉淳容疑者(33)を逮捕した。署によると「私がしたことに間違いない」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、10日午前0時半~同6時ごろ、西宮市内の住宅に忍び込み、寝ていた男性(39)の衣服の股間部分を刃物で切り、わいせつな行為をし、男性が飲みかけのペットボトルを盗んだ疑いと、別の部屋で寝ていた同居人の男性(20)の衣服の股間部分も同様に切り、わいせつな行為をしようとした疑い。21日に神戸市内で逮捕した。

捜査関係者によると、被害者の2人は会社の同僚でルームシェアをしていた。39歳の男性が午前6時ころ、何かがおかしいと気付き跳び起きたところ、ジャージーとパンツの股間部分が切られ、わいせつな行為をされた跡があったという。20歳の後輩のいたずらだと思い、起こしたところ、同じように衣服の股間の部分が切られており「何者かに侵入され、股間の部分を破られた」と110番通報した。男性2人は児玉容疑者とは面識はないという。

西宮市内では6月から何者かに自宅に侵入された男性の被害が数件あり、署は関連を調べる。