安倍晋三首相が7日にも発令する新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域に、愛知県が入っていなかったことから、「名古屋飛ばし」が一時トレンド入りするなど、ネット上で話題になっている。

「名古屋飛ばし」とは有名歌手のライブやイベント、有名チェーン店の進出、鉄道の停車などが他の都市圏では行われても、名古屋では行われないことを指すもの。ツイッターなどでは、「地元住民は慣れているけど、まさか緊急事態宣言まで名古屋飛ばしとは」「名古屋は都市だと認められていない?」「トヨタさんがいらっしゃるからですか?」と言ったさまざまな声が上がっている。

緊急事態宣言の対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県。6日正午現在、愛知県の感染者数は対象地域となった埼玉や兵庫、福岡よりも多い228人で、死者は東京に次ぎ、全国で2番目に多い20人となっている。