東京都の小池百合子知事は16日、定例会見の質疑応答で、30日から3日間、横浜スタジアムで開かれるプロ野球の試合で、観客を満員にする実証実験について言及した。「(東京五輪・パラリンピックに向けては)今後とも、調整会議をベースにいろんなケースを検証していくことになるかと思う」と話した。

その上で「オリパラ大会に向けての対策は、調整会議で国や組織委員会などと一緒に、水際対策とか感染防止対策など、幅広く検討を進めている。それぞれ研究を重ねて安心安全な大会にすべく、最大のことを積み上げていきたい」と話した。

神奈川県やIT企業ディー・エヌ・エー(DeNA)などが、行うもので、初日は収容人数の80%を上限とし、問題がなければ段階的に増やして3日目は満員で実験する。