17日に執り行われたフィリップ殿下の葬儀での冷遇や父チャールズ皇太子や兄ウィリアム王子との確執が世界中の注目を集めているヘンリー王子(36)が、先月就任したカリフォルニア州のシリコンバレーを拠点とするメンタルヘルスアプリ関連の新興企業で得た新たな役職名が「CHIMPO(チンポ)」であることが話題になっている。

ヘンリー王子は「BetterUp」という企業からChief Impact Officer(チーフ・インパクト・オフィサー=主席看板役員)という役職を与えられたが、これを略すると英語で「CHIMPO」と表記されることから、「日本では男性器を指す言葉」だとネットで盛り上がっていると米英のメディアが伝えている。

「人々の生活に影響を与える」ことがヘンリー王子の役職に求められる仕事で、就任時は「積極的なコーチングは自己啓発や意識の向上、生活全般の向上に無限の可能性をもたらす」とコメントしていた。しかし、日本語の意味を知った人たちが、SNSで「日本人の友達が大笑いしていた」などと「CHIMPO」ネタで盛り上がっているという。

ニューヨーク・ポスト紙も、「年齢に関係なく、「CHIMPO」という言葉は笑顔になる」「今度はロイヤル・チンポってこと?」「日本に行って、お偉いさんに『チンポです』って自己紹介するとこ想像してみて。お偉いさんたちの顔が見てみたい」などSNSに投稿されたコメントを紹介している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)