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中国製電動ベッド誤作動?4歳男児窒息死

 国民生活センターは26日、中国製の電動リクライニングベッドのマット部分に首を挟まれ、男児(4)が窒息死する事故があったと発表した。事故のあったベッドはリモコンに触れていないのに、マット部分が下降したり、動くなどしたといい、同センターはリモコンの不具合が原因の可能性があるとみて調査している。ベッドは埼玉県上尾市の通信販売会社「ベルーナ」が中国から輸入、これまでに736台を販売した。

 中国製の電動リクライニングベッドによる痛ましい事故が起きた。

 国民生活センターによると、9日午後2時ごろ、愛知県に住む男児が、電動リクライニングベッドのマット部分と木製のヘッドガードの間に首を挟まれているのを父親が発見。救急車で病院に運ばれたが、数時間後に窒息による低酸素脳症で死亡したという。

 持ち上がっていたマット部分が男児の首を右側から圧迫したとみられ、首にはあざが残っていたという。ベッドは2年前にインターネットの通信販売で購入され、就寝用ではなく、1階居間の隣にある和室に置かれて休憩用などとして使用されていたという。男児の家族は同センターに「親が目を離した間の事故なので詳細は不明だが、何らかの理由で起こしていたマット部分の裏側に入ってしまったようだ」と通報したという。

 ベッドは埼玉県上尾市の通信販売会社「ベルーナ」が中国から輸入した「ネオ・ユニバーサル」という製品。リモコンやベッド本体に電源のスイッチはなく、コンセントを差し込んでリモコンの上昇・下降のボタンを押すと、上半分のマットレスが上下する。安全装置は付いていなかった。

 センターの職員が調べると、事故が起きたベッドはリモコンに触れていないのにマット部分が下降したり、リモコンを裏返しただけでマット部分が動くなどしたという。男児の家族は「首が絞まるまで本人が下降ボタンを押し続けるとは考えられず、リモコンの不具合がなければ事故は起きなかったはず」としている。

 ベルーナによると、同型のベッドは05年4月からこれまでに736台を販売したが、事故を受け出荷を停止した。

 同センターはリモコンの不具合が原因の可能性があるとみて調査を進めており「電動ベッドから離れる時はコンセントを抜き、子供を遊ばせないこと」と注意を呼び掛けた。経済産業省も電動ベッドの重大製品事故として事故の内容を公表した。

[2007年12月27日8時27分 紙面から]

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