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「ほっかほっか亭」分裂、名前消える?

 首都圏などで持ち帰り弁当店「ほっかほっか亭」をフランチャイズ(FC)展開するプレナス(福岡市)は16日までに、全国FC店を統括するほっかほっか亭総本部(東京・港区)とのFC契約を解除し、新たなブランドを立ち上げる可能性があると発表した。両社は「ほっかほっか亭」の商標権をめぐって係争中。和解交渉が決裂すれば、プレナスが東日本や九州で展開する「ほっかほっか亭」約2250店舗が消える可能性が出てきた。

 内輪もめが激化し、東日本や九州の約2250の「ほっかほっか亭」店舗がなくなる可能性が出てきた。

 東日本や九州でフランチャイズ展開するプレナスは15日、ほっかほっか亭総本部(総本部)との「信頼関係は破壊されている」などとし、来月5日までに商標権をめぐる訴訟の和解交渉に「有意義な進展」がなければ、総本部との契約を「解約せざるを得ないとの結論に至った」と発表した。

 これに対して総本部は16日、「コメントのしようがない」としつつ、関係者は「18日にも裁判所で話し合いがある段階で、このような発表をする意味が分からない。理解できない。彼らは本心では新しいブランドを立ち上げたいということが分かった」と不快感をあらわにした。関西地域で「ほっかほっか亭」を約1000店展開するハークスレイ(大阪市)の関係者は「総本部が親とすればわれわれは子ども。ある意味ではプレナスとは兄弟だが、どうこう言える立場ではない」と困惑していた。

 この数年、総本部とプレナスは運営手法をめぐって対立していた。プレナスは06年12月、「ほっかほっか亭」の商標権の一部は自社にあるとし、総本部に損害賠償を求めて提訴。昨年10月には総本部が、プレナスが始めた弁当のワゴン販売の営業を差し止める裁判を起こした。総本部はプレナスに静岡や埼玉など6県でFC契約の更新を拒否する通知書を出すなど、両社の対立は泥沼化している。

 商標権をめぐる和解交渉が「有意義な進展」とならなければ、プレナスは早ければ5月ごろにも「ほっかほっか亭」ブランド(商標)の使用をやめる方向で対応するとした。昨年、創業30周年を迎えた持ち帰り弁当トップの「ほっかほっか亭」は、このまま分裂してしまうのだろうか?

[2008年1月17日7時34分 紙面から]

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