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逮捕から1週間サイパン宣伝効果6億円超

 三浦元社長が逮捕されて2月29日で1週間となった。その間、日本ではテレビ、新聞などで「サイパン」の文字と映像が出ないことはなかった。わずか7日間で広告費に換算すると6億円を超えるとの試算も出た。

 この日、サイパン島のビニンゴ・フィティアル知事(60)が、マリアナ政府観光局の役員を緊急招集して「これだけ日本メディアが来ているのなら、ちゃんとサイパン島の広報をする会合を開こう」と異例の決定を下した。

 同観光局には9人の理事がおり4人が外国人。そのうちの1人で旅行業経営者の松村洋一氏(49=PDI代表)は「東京の政府観光局事務所から、テレビ、新聞の露出がケタはずれと聞いている」と驚いた。政府観光局の年間広告費は約370万ドル(約3億8850万円)だが日本でテレビCMすら打てない。「今回の宣伝効果は政府観光局の年間予算600万ドル(約6億3000万円)を超えるでしょう」と松村氏は話した。

 サイパンは05年10月に日本航空が路線撤退したこともあって、日本人観光客が一気に減った。昨年は20万人。3月の日本人の来島予想は1万3000人と低調。撤退前は少ない月でも2万人だったという。「三浦さんの裁判はネガティブな事案だけど、利用しない手はない。裁判所など新たな観光先になるかもしれない」と松村氏は話した。

[2008年3月1日9時32分 紙面から]

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