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ジミー佐古田氏が三浦元社長逮捕に導く

 三浦和義元社長の逮捕は、一美さん銃撃事件の捜査を担当した元ロス郡検察首席捜査官ジミー佐古田氏(72)の執念がきっかけになっていたことが、分かった。

 ロス市警は2月25日の会見で、三浦元社長が頻繁に米自治領サイパン島に渡航している動きが捜査を加速させたと明かしたが、28日のロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)などによると、三浦元社長のブログ「三浦和義の独り言」への書き込みから、元社長がサイパンに何度も行き来していることを最初につかんだのが佐古田氏だという。佐古田氏は昨年、ロス市警にブログの内容を伝え、グアムとサイパン当局に三浦元社長の動向を警戒する必要があることを伝えるよう進言。渡航した場合は、逮捕するよう働き掛けたという。

 佐古田氏は、ロス疑惑の捜査で陣頭指揮を執った人物。58年にロス市警に入り、アジア特捜隊隊長として銃撃事件を担当し、約7年にわたり証拠集めに走り回り、捜査のため来日したこともある。98年12月、銃撃事件で東京高裁が三浦元社長に逆転無罪判決を言い渡した際は「私がかかわった限りでは有罪になると思っていたので、失望した」と述べていた。

 佐古田氏はすでに現場を退いているが、銃撃事件で三浦元社長が無罪になった後も、海の向こうで元社長の動きを追跡していたことになる。三浦元社長のロス移送を視野に再び捜査現場に復帰するとみられている。

 ロス市警未解決捜査班のリック・ジャクソン捜査官は28日取材に応じ、佐古田氏と「絶えず話しており、あらゆることを伝えている」と述べた。また、三浦元社長が昨年、サイパンに旅行した事実をブログで公表したことが逮捕の端緒だったことをあらためて明かし、捜査が表面化すれば「彼(三浦元社長)が旅行しないかもしれず、目立たないよう進めた」「旅行してほしかった」などと述べた。

[2008年3月1日9時25分 紙面から]

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