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伊が発表、中国製鋼材からコバルト60

 イタリアの捜査当局は、中国から輸入されたステンレス鋼材に人体に有害な放射性物質コバルト60が含まれていたとして、鋼材約30トンを押収、捜査を開始したと発表した。国営イタリア放送などが1日、伝えた。捜査当局は混入の経緯を明らかにしていないが、イタリアメディアは中国での製造段階で誤って混入した可能性があると報じている。

 鋼材は煙突や貯蔵タンクなど主に工業製品用で、生活用品には使われていないため一般市民への影響はなかったとしている。当局は国際刑事警察機構(ICPO)と協力し、中国の製造業者やイタリアの輸入元などを調べるとみられる。コバルト60は、工業用や医療用に使われるほか、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」の原料になるとされる。

[2008年3月2日9時13分 紙面から]

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