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変わりゆく横浜の街の姿が見られる写真展

小林審一さん(左)とギャラリーの野村さん
小林審一さん(左)とギャラリーの野村さん

 横浜みなと町ギャラリー(横浜市中区港町2の9 関内第二ビルB1F)で、1月17日(木)~20日(日)までの4日間、「小林審一による1970年代の横浜風景展とカマダ写真館展」が開催された。

 カマダ写真館は、創業者の鎌田多聞さんが大正時代にニューヨークで写真修行を積み、1926年に開業。同展では鎌田さんがニューヨーク滞在中に撮影した写真や、2代目の小林義治さんによる終戦直後を記録した写真などが展示された。3代目である小林審一さんの1970年代以降の横浜風景写真では、チャペルセンターや旧桜木町駅舎など、今は無くなってしまった風景を捉えた作品も。横浜に暮らす人だからこそ撮れた、何気ない街の変化が記録されている。来場者は作品をじっくりと眺め、当時の思い出を語り合った。

「小林審一による1970年代の横浜風景展とカマダ写真館展」開催

写真展の様子
写真展の様子

 同展を企画した横浜みなと町ギャラリーの野村さんは、「変わっていく横浜の姿を見つめる展示をやりたかった。横浜が活気ある街になったのは、地の利だけでなく、新しいものを取り入れる気概と能力があったから。展示を通じて、それを実感してもらえたら」と話した。同ギャラリーでは、1月28日からもフォト・ヨコハマパートナーイベント「榊原俊寿によるモノクロから最新プリント(フォトナ)展」を開催。
詳しくはこちらからhttp://www.geocities.jp/kentoku_gallery/

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