日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 社会
  2. フォト・ヨコハマ特集

「スポーツがやってきた! ~近代横浜スポーツ史~」開催

当時を振り返ることができる写真パネルが展示されている
当時を振り返ることができる写真パネルが展示されている

 企画展「スポーツがやってきた! ~近代横浜スポーツ史~」が横浜開港資料館(横浜市中区)で4月21日(日)まで開催されている。

 横浜は、日本における西洋スポーツ伝来の地。今からちょうど150年前の1863年にイギリスの駐屯軍が山手に駐留。駐屯軍に関する記録には、クリケット、射撃、競馬、ボート、フットボール、陸上競技などを娯楽として楽しむ兵士の姿が記されている。この時に横浜に伝わった西洋スポーツは、横浜の地から日本中に普及した。本展では、幕末から大正期にかけての、スポーツの伝来と普及の歴史を、写真、新聞、イラスト、用具など約140点の資料をもとにたどることができる。

西洋スポーツの伝来、普及を約140点の資料でたどる

サッカー普及に貢献したW・ヘーグ氏の貴重な資料
サッカー普及に貢献したW・ヘーグ氏の貴重な資料

 同館の石崎康子主任調査研究員は「2008年に日本サッカー殿堂入りをした英国総領事館の元外交官ウィリアム・ヘーグ氏が、現在の日本サッカー協会設立、天皇杯開催の契機となるサッカー普及活動を行いました。そのヘーグ氏の写真は貴重です」と話す。

 この企画展は、フォト・ヨコハマ2013と連動し、会場エントランス部分で写真展示を行っている。当時を振り返ることができるランバード氏旧蔵アルバム、YC&AC対KR&ACのインポート野球マッチの複写パネルが飾られている。
 入場は、一般200円、小中学生100円。詳しくはこちらhttp://www.kaikou.city.yokohama.jp/

イベント情報



日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞