多くのアーティストのヘアメークを手掛けるKUBOKI氏は、彼らを参考に食生活に気を配っています。最近、話題の夕飯に炭水化物を抜くダイエットも実践中。何より食に対する意識と知識が大切なことを、美容エディターの大塚真里さんと語り合いました。

 大塚

 私事ながら、先日誕生日を迎えまして。

 KUBOKI(以下、K)

 それはおめでとうございます!

 今日、ケーキでも用意しておけばよかったなあ。

 大塚

 いえいえ、お気持ちだけありがたくいただきます。私も中年と言われる年になり…若い頃のように食べていると40代は太る一方(涙)。で、誕生日を境に決めました。甘いものを食べるのをやめようと!

 K

 おーそれはよい心がけ。僕は男のくせに甘党なので、なかなかやめられないのです。

 大塚

 でも、引き締まった体形を維持されていますね。ジム通いのたまものですか?

 K

 確かに、最近ジムに通い始めてから筋肉のつき方が変わってきて、それと同時に食生活も意識するようになりました。

 大塚

 例えばどんなことを?

 K

 月並みですが、夕食は炭水化物を抜き、筋肉のモトとなる高タンパクな食事を心がけています。例えば昨晩は、肉のおかずとサラダを食べました。お米や麺、パンは朝昼に済ませ、夜はガマン。それと、できるだけ午後9時以降は食べないようにしています。

 大塚

 素晴らしい!

 その「月並みなこと」ほど、実行するのが難しいんですよ。

 K

 もちろん仕事で帰りが遅くなることもあるし、人付き合いも大切にしたいから、僕も100%守るのは無理ですよ。でも、見た目だけでなく健康上も食べ過ぎは大きな問題なので、何でも自由に食べていいのは20代まで!

 大塚

 働き盛りの30、40代こそ、タフに動ける体でいたいですよね。

 第10回<2>につづく。

 [2014年7月28日17時44分]【夕食は高タンパク・低炭水化物を心がけよ】体は寝ている間につくられるので、筋肉の材料となる肉や魚のタンパク質を夕食でとる。野菜もたっぷりとっておなかをふくらませ、白米はなるべくとらない。ラーメンやチャーハン、牛丼といった炭水化物&脂質たっぷりの一品料理はNG!

 食べるなら昼食に。