新連載「北川弘美のはんなりエクササイズ」第1回はピラティスの呼吸法を学び下腹部強化を目指します。

 ──ヨガとの違いは

 北川

 大きな違いは呼吸法。ヨガは鼻から吸って鼻から吐く。ピラティスは鼻から吸って動くときに口から吐く。次はその(2)呼吸法を意識です。口からふーっと細く長く、ゆっくりと吐きましょう。吐ききったら同じくらい時間をかけて鼻から吸う。リラックスしつつ下腹部を意識します。

 ──気持ちいいです

 北川

 ゆっくり負荷をかけるのがピラティスです。次は「脚上げエクササイズ」。寝ころんだ状態から(1)膝を約90度に曲げます。(2)膝の角度を保ったまま一定の速度で上げ下げします。上げるときに口から吐いて、下げるときに鼻から吸う。脚の上げ下げは、力を抜かないように足の裏が床についた瞬間に上げる。10回1セットが理想ですが、一定の速度で確実に行える回数でもOKです。

 ──効きます

 北川

 意識は下腹だけ。簡単な動きでも、下腹への効果は抜群。お父さん世代にはビール腹解消にもピッタリですよ!

 このエクササイズでは凝り固まった筋肉がほぐれて運動しやすい体になるんです。さあ、エクササイズを始める体を作っていきましょう!

 第1回おわり。【取材・構成=鈴木絢子】

 [2014年8月6日14時32分](1)両膝をくっつけず、90度に曲げる(2)膝を90度に保ち一定速度で上げ下げ