女優の戸川京子さんが首つり自殺
女優戸川京子さん(37)が18日、都内の自宅マンションで首をつって死亡しているのを所属事務所スタッフが見つけ、110番通報した。連絡が取れないことを不審に思ったスタッフが、管理人に錠を開けてもらい発見した。自宅のドアや窓は施錠されており、遺書はないものの、警視庁世田谷署は自殺とみて調べている。この日夕方会見した事務所役員は「悩んだ様子はなかった。思い当たることはない」とショックを隠せなかった。
戸川さんはテレビの旅番組の収録に向かうため、この日午前7時30分に都内で所属事務所スタッフと待ち合わせをしていた。時間を過ぎても現れず電話連絡も取れないため、不審に思ったスタッフが東京都世田谷区内の自宅マンションを訪ねた。応答もないため、管理人立ち会いのもと部屋に入ったところ、首をつって自殺している戸川さんを発見、午前9時すぎに110番通報した。
この日夕方会見した所属事務所の菊池美由貴常務(35)によると、18日午前1時にスタッフが戸川さんに電話で連絡をした際には、普段と変わらない様子だったという。戸川さんはぜんそくの持病があり、最近は体調を崩していたが「健康に気を付けて頑張ります」などと話していたという。午前2時すぎには、女性とみられる友人と電話で話した記録があり、戸川さんはその後に自殺を図ったものとみられる。 菊池さんは「3週間前に引っ越したばかりだった。明るく、なんでも話す人で恋の悩みもあったら自分から話をする人だった。秋の舞台も決まっていたし、仕事についても話し合ってきた。どうしてなのか、思い当たる節はない」と唇をかみしめた。 戸川さんは、歌手でタレントの戸川純(41)の妹で、5歳の時から劇団「ひまわり」に所属し子役として活躍してきた。10月スタートのNHK教育テレビのドラマ愛の詩「どっちがどっち」(土曜午後6時)の収録が終わったばかりで、11月には新橋演舞場の舞台「花たち女たち」に出演する予定だった。 93年1月にはロックバンド「ZIGGY」のドラマー大山正篤と結婚したが、その後離婚した。95年11月に姉の純が自殺未遂を図った時には、戸川さんが献身的に支えていた。 (写真・上=舞台「天涯の花」で熱演する戸川京子さん(右)。左は松たか子=99年1月、下=戸川京子さんが自殺した自宅マンション=東京・世田谷区野沢(撮影・小沢裕))
姉の純ショック戸川さんの死を姉の純はこの日午後5時すぎ、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」(月〜金曜午前11時25分)の直撃取材によって初めて知った。純は信じられない表情を見せながら「あの子は何があっても前向きに生きていくと思っていました。私みたいに、子供のころから、しょっちゅう死にたいなんて言っている人間に限って長生きするんだよね。京子がこんなに早死にするとは思っていなかった」と話した。純は同番組の直撃に20分ほど答えたという。 |