6月18日午前11時過ぎ。横浜の「ドローンフィールド」でフライト練習しているときだった。この日、練習に初参加した青山カメラマンが、突然「空を見て~」と叫んだ。見上げると、太陽の周りに大きな丸い虹ができていた。


太陽の周りに大きな丸い虹ができる「ハロー」とドローン
太陽の周りに大きな丸い虹ができる「ハロー」とドローン

もちろん、こんな現象を見るのは初めて。慌ててカメラ片手に機体の下に潜り込み、太陽と重なるよう撮影した。こんなに夢中に撮影するなんて、いつ以来だろうなんて感じながら、シャッターを切っていた。


ドローンを初めて飛ばす青山カメラマン
ドローンを初めて飛ばす青山カメラマン

この虹は「ハロー」や「日暈」と言い、氷晶からなる薄い雲を通して太陽を見たときに、その周りにできる光の輪のことで、光の屈折による現象とのことだった。


ファントム4とハローをバックに記念撮影
ファントム4とハローをバックに記念撮影

実は太陽がまぶしすぎて、撮影しているときは機体とうまく重なったか分からなかったが、何とか使えるものがあり安心した。今までドローンを何度も飛ばしてきたが、最も興奮した一日となった。【写真部・鹿野芳博】


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